Apple学割を親が使うことは規約違反!罰則もあり得る!

Apple学割を親が使うことは規約違反!罰則もあり得る!

Apple学割で購入した製品をそのまま親が使うことがもしもできるとなると、とてもお得に購入することが可能ですよね。

本記事では、Apple学割で購入した製品を親が使っても問題はないのか、学割と通常購入の価格の違いや学割購入する際の注意点などについて詳しく紹介しています。

こんな方におすすめ!
  • Apple学割で購入した製品を親が利用しても良いのか知りたい方
  • Apple学割を利用するとどれくらいお得か知りたい方
  • お得にApple製品を購入したい方

1.Apple学割で購入した製品を親が使うことは禁止です!

結論から申し上げますと、Apple学割で購入した製品を本人ではなく親が使うことは禁止されています!

もしも親が使ってもOKとなると、学割キャンペーンの意味をなさないからです。

以下では、Apple学割の対象者、もしも対象者以外がApple学割を利用した場合、罰則があるのか、どんな内容なのかについてご紹介します。

1-1:apple学割の対象となるのは学生と教職員

Apple学割は、教育機関の学生や教職員などが対象です。詳しくは以下に記載しています。

【学生】

  • 大学、高等専門学校、専門学校の学生
  • 大学、高等専門学校、専門学校の進学が決定している生徒
  • 大学受験予備校に在籍の学生

【教員PTA】

  • 小、中、高、大学、専門学校の教職員
  • PTA役員として活動、またはPTA役員として活動が決定している方

以上がApple学割の対象者です。

購入の際には、Appleに自分が対象者である証拠として、書類を提出する必要があります。

詳しくは4章Apple学割で購入する際の必要書類と提出のタイミングでご紹介します。

1-2:代理購入することは可能

1章で説明した通り、Apple学割を親が使う目的で購入することはできませんが、Apple学割対象者のお子さんがいる親が、代理で購入すること自体は可能です。

代理で購入する際は、学生証など、学生と分かる証明書が必要となります。

詳しい必要書類につきましては4-1にてご紹介しておりますので、そちらもあわせてご確認ください。

1-3:学割対象者以外が利用した場合の罰則

もしもApple学割対象者以外の方が利用した場合には、Appleで以下のような罰則を設けています。

  • Appleは無条件で注文のキャンセル及び契約解除を行える
  • 通常価格と学割との差額を請求する
  • 損害賠償金を請求することもある
  • 法的措置をとることがある

過去には、高額な賠償金の支払いを命じられたケースもあります。

学割は対象者がしっかりと設けられているので、いくら安く購入できるからといって対象者ではない方が購入利用することは控えるようにしましょう。

2:Apple学割価格と通常価格を比較

この章では、Apple製品の通常価格とApple学割を利用することでどれくらいお得に購入できるかについてをご紹介します。

また、Apple学割と併用できるキャンペーンもあるので、合わせてご紹介しています。

2-1:Macシリーズ、iPadシリーズ購入時と通常価格と比較

税込価格 MacBookAir (M1チップ搭載)
通常価格 134,800円
学割価格 119,800円
割引額 15,000円
税込価格 MacBookPro (256GB)
通常価格 178,800円
学割価格 164,800円
割引額 14,000円
税込価格 12.9インチ (256GB)
通常価格 188,800円
学割価格 172,800円
割引額 16,000円
税込価格 iPadAir (256GB)
通常価格 116,800円
学割価格 108,800円
割引額 8,000円

Macシリーズはどれも学生・教職員価格で1万円以上安く購入することができます。

次に、iPadシリーズを見ていきましょう。

以下の表は、一般価格と学生・教職員価格の差額は以下となっています。

税込価格 iPad Pro 11
通常価格 124,800円
学割価格 116,800円
割引額 8,000円
税込価格 iPad Pro 12.9
通常価格 164,800円
学割価格 156,800円
割引額 8,000円
税込価格 iPad Air
通常価格 74,800円
学割価格 66,800円
割引額 8,000円

この表から分かるように、iPadシリーズも学生・教職員価格で8,000円安く購入できます。

Apple学割で購入した製品は、学習や教育に関連する利用を目的としているため、iPhoneは適用されません。

2-2:キャンペーン併用でさらにお得に購入できる!

Appleは毎年、学生や教職員を対象にした「新学期を始めようキャンペーン」を開催しています。

このキャンペーンでは、対象のMacやiPadを購入すると、Apple StoreやApp Storeなどで使えるギフトカードがもらえます。

2023年のキャンペーンでは、Apple学割と併用して、最大24,000円のAppleギフトカードがもらえるキャンペーンを行っていました。

2024年も開催される可能性が高いので、随時チェックしましょう。

3:Apple製品を学割で購入する際の2つの注意点

Apple学割は、通常よりApple製品を安く購入できるお得な購入方法ですが、注意点もあります。

以下ではApple学割を利用する上での注意点についてご紹介します。

3-1:購入数量に制限がある

まず、購入数量に制限があるということです。

Appleの学割では、1年間(4月1日から翌年3月31日まで)に以下の数量まで製品を購入できます。

もし、制限を超えて購入しようとした場合は、注文がキャンセルされる可能性がありますのでご注意ください。

また、購入した製品を他人に譲渡する場合も、同じ数量制限が適用されます。

Apple製品 購入個数
デスクトップ 1台まで
Mac mini 1台まで
ノートブック 1台まで
iPad 2台まで
アクセサリ 2つまで

これらの数量は、オンラインまたはApple Store直営店のどちらでも同じです。

3-2:転売は禁止!

Appleの学割で購入した製品は、購入年月日より一年間は利益を上乗せして転売できません。

例えば、10万円で購入したMacBook Airを11万円で売ることはできません。ただし、10万円で売ることは問題ありません。

1-2:学割対象者以外が利用した場合の罰則でもご紹介した通り、Apple学割を利用した本人以外が製品を利用すると違反になるので注意が必要です。

4:Apple学割で購入する際の必要書類と提出のタイミング

Apple学割は教育機関の学生や教職員などに対して、MacやiPadなどの製品を割引価格で購入できるサービスですが、利用する際には、自身がApple学割対象者であることをAppleに示す必要があります。

以下では、それぞれの対象者別に購入時に必要となる書類や、書類を提示するタイミングについてご紹介します。

4-1:Apple学割で購入する際の必要書類

Apple学割で購入する際の必要書類は以下となっています。

【学生の場合】

  • 学生証
  • 入学証明書
  • 合格通知書

【教職員の場合】

  • 社員証
  • 勤務先の証明書

【PTA役員の場合】

  • PTA役員名簿(購入者の役職と氏名が確認できる書類)

4-2:必要書類提出のタイミング

【Appleストア直営店の場合】店頭で証明書を提示

実際に製品を触って確認してみたり、店員さんに相談しながら購入したいという場合は、Appleストア直営店がおすすめとなります。

必要書類を提示して対象者であることを確認してもらえば、その場で割引価格で購入できます。

ただし、店頭で購入する際のデメリットでもある点ですが、混雑時には何時間も並んでしまう場合があるため、急いで購入を希望する場合は予約をしてから来店するのがいいでしょう。

【Appleストアオンラインの場合】購入後に証明書を提出

店頭に向かう時間がない方や、自宅や外出先から簡単に注文したい場合は、Appleストアオンラインからの注文が便利です。

オンラインでは、注文時には必要書類の提示を求められませんが、商品発送後にメールでお問い合わせがあります。

その際には、上記の必要書類を写真やスキャンしたものを添付して返信してください。返信しない場合は、注文がキャンセルされる可能性があります。

▷2024年高等教育機関向けキャンペーン:利用規約

5:Apple製品をお得に購入する方法2つ

学割を利用できないけどApple製品をお得に購入したい!という方も多いと思います。

そんな方にオススメなのがapple認定整備済製品です。Appleの公式サイトには「認定整備済製品」というコーナーがあり、ここでは中古品として再販されているApple製品を割引価格で購入できます。

5-1:Apple認定整備済製品を購入する

認定整備済製品とは、一旦ユーザーの手に渡り開封されたものの、何らかの理由によって返品またはキャンセルとなった製品を、Appleが整備・クリーニング・動作確認したうえで販売しているものです。

割引率は製品や在庫状況によって異なりますが、最大で15%オフになることもあります。

また、認定整備済製品は、新品と同じように1年間の特別保証が付いておりますため、安心して利用することができます。

5-2:期間限定のキャンペーンを利用する

Apple公式サイトでは、期間限定ではありますが、Apple製品を購入すると最大32,000円のAppleギフトカードがもらえるといった初売りキャンペーンが開催されています。

毎年1月2日と3日にのみ開催されているキャンペーンなので、タイミング次第ではとってもお得にApple製品を購入することができます。

まとめ

Apple学割は、MacやiPadなどの製品を割引価格で購入できるお得なサービスですが、対象者以外が利用することはできません。(Apple学割対象者の子供を持つ親が代理で購入することは可能です。)

Apple学割対象外の人が、Apple学割を利用した場合は罰則があり、定価より高額な賠償金を払うことになる可能性もあるので、対象者のみ利用しましょう。

Apple学割対象でない人でもお得にApple製品を購入する方法もあるので、そちらを利用しましょう。

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