2024年9月20日に発売のiPhone16/16Plusには新型チップセットA18が搭載されるということで衝撃的な進化を遂げています。高性能なA18チップにカメラコントロール・AI対応・ビビッドなカラーバリエーションが魅力。
CPUは2つのパフォーマンスコアと4つの高効率コアを搭載するためiPhone15と比べて30%性能が向上。A16 Bionicよりも高いエネルギー効率を実現しており、30%消費電力を削減しながら同じ性能で動作することからハイエンドのデスクトップパソコンにも匹敵すると言われています。
今回一番注目されているApple intelligenceの実行に向けて最適化された16コアのNeural Engineを搭載。これにより機械学習における速度は最大2倍に高速化しました。生成AIモデルへのアクセスが高速化且つ効率化されます。
外観面では、縦に2つ並んだレンズやiPhone 15 Proで採用されたアクションボタンに加えて、電源キーの下にカメラコントロールが導入されました。感圧スイッチ・感圧センサー・静電容量センサーなどの技術が埋め込まれており、タッチするだけでカメラを起動して、そのまま撮影。またスライドすることでズームを調整したり、露出や被写界深度などの設定の変更も可能
機能面ではA18 proのチップセットが搭載と同様に2つのパフォーマンスコアと4つの高効率コアの構成でさらに高性能化を実現しました。iPhone15搭載の「A17 Pro」と比べて最大15%の高速化、20%減の電力で同じ性能を発揮します。
GPUは6コアでiPhone15搭載の「A17Pro」と比べて最大20%高速化し、レイトレーシング機能は最大2倍の実行速度に向上しました。USBの高速化やproPesビデオの撮影がより高速になります。
4K/120fpsでの動画撮影が可能になり超スローモーションの撮影もできるようになりました。数年前まで高価なプロレベルのカメラと強力なビデオカードを搭載したデスクトップコンピューターが必要だったがいまやiPhone16 pro 1台で済ませられてしまう。
さらに無印iPhone16と異なり、リフレッシュレートは60Hzから120hzと大幅に更新。これにより、動画やゲームなどのメディア視聴体験の更なる向上と直感的な操作が可能が可能になります。
また画面が大型化し、ベゼルが薄型化していることも特徴として挙げられます。2023年のモデルと比べて縦長になっています。ディスプレイのサイズはProが6.1インチから6.3インチに、Pro maxが6.7インチから6.9インチに大型化しました。
Apple社が提供する独自AIです。生成AIの機能をはじめとして、Apple Intellingenceの一機能でGPT-4oベースのChatGPTの利用が可能になります。このChatGPTとSiriの検索が連携することにより高度な検索やアプリの操作ができるようになりました。
OpenAIと提携することによりiPhoneにChat GPTが搭載された「Apple intelligence」
文章作成支援(校正・要約・翻訳・創作)に高度な情報整理(メール・カレンダー・メモ・ファイル)・デバイス連携(テキスト・画像・動画をシームレスにコピペや操作可能)音声アシスタント・アクセシビリティ(視覚障害者や聴覚障害者などに対しても使いやすく)などさまざまな機能が使えると話題に。もともと個人情報を扱うことへの懸念点がありましたが、すべてのデータ処理はデバイス内の画像・ファイル・アプリ内で行われ、ユーザー情報の保護を確保されるように。デバイスを超えた複雑な操作を行う際はPrivate Cloud Computeの暗号化を利用し、プライバシーとセキュリティを端末だけではなく、クラウドまで拡大することで個人情報の保護が可能になりました。